7月14日の小池百合子と、信念のようなもの

「今年、悔いが残ったこと」と言われて思い浮かぶのが、「小池百合子と握手しなかったこと」です。まあ、半分冗談ではありますが。

この写真はぼくが撮りました。7月14日、都知事選がスタートした初日です。ぼくが渋谷のハチ公前にいると、小池さんが1メートルの至近距離までやってきました。ここで握手を求めれば、十分可能だったことでしょう(笑)

振り返ってみれば、都知事選が始まった時点では、組織票がある他の主要2候補と比べて、小池さんの勝ち目はほとんどないと思われていました。ハチ公前広場でも、彼女を遠巻きに見る人はいても、熱心に応援する人はほぼいない状態でした。

ところが選挙選が進むにつれて、彼女を応援する都民は増え続け、7月31日の投票日には圧勝したのは、皆さんご存じのとおりです。

何が彼女を逆転勝利に導いたか?

素人の印象ではありますが、「変革への意志」「ぶれない信念」「潔さ」といったものが彼女からは伝わってきて、それが多くの人々の心を掴んだようにみえました。

私自身は「風通しのいい社会」の実現に貢献したいと考えています。情報の風通し、気持ちの風通し。一人一人がその人らしい自然体でいられて、そういう個人が協力しながら繋がる社会のイメージですね。本の企画も、少しずつですが進めています。

人を動かす信念(のようなもの)が皆さんにもあるとしたら、それはどんなものですか? 一年の終わりにゆっくり考えてみるのもいいかもしれませんね。

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