世界の初めから終わりまで生きていて

世界の初めから終わりまで生きていて,5週間にも満たない。(フィンランド

はてさて何だろう。どんな国にも必ず出るものは?(アラブ)

村全体にひとつの鏡(フィリピン)

私が眠っている時に眠らなくて,
私が起きているときに眠るもの。(トルコ)

3歳のむすめが,肩に弓をしょって,
山へ狩りに行き,山東へついて,
15,6ともなれば,威風堂々だが,
27,8ともなれば,からだはからっぽ。(南中国)

夜になると家の上を歩き回る太った猫はなあに。(ルーマニア

白い鶏が夜空を飛ぶ。(インドネシア・マレーシア)

おばあさんの小屋の上に
ぶらさがってるよ パンひときれ
犬はほしくてほえるけど
残念 パンにとどかない(ロシア)

時にはお皿に,時にはカヌーに。
お皿かカヌーか。(ミャンマー

広い草原にひとかたまりのバターがころがっています。(ブータン

パンヤの木の上の小さなパラソル(西アフリカ・フルベ族)

千畳座敷に皿一枚(日本・奈良)


【出典】
『世界なぞなぞ大事典』(大修館書店)
『なぞなぞの本』(福音館書店