「どうして いつも」(まど・みちお)
どうして いつも
太陽
月
星そして
雨
風
虹
やまびこああ 一ばん ふるいものばかりが
どうして いつも こんなに
一ばん あたらしいのだろう(まど みちお)
質問は、ものに光をあてる。この詩では「一ばんふる」く「一ばんあたらしい」ものが照らしだされている。逆に、影に潜んでいるのは私たち人間だ。そのこまごまとした日常だ。それが暗黙の対比になっている。
手作りの望遠鏡とスマホで撮影した満月(2015年10月)
どうして いつも
太陽
月
星そして
雨
風
虹
やまびこああ 一ばん ふるいものばかりが
どうして いつも こんなに
一ばん あたらしいのだろう(まど みちお)
質問は、ものに光をあてる。この詩では「一ばんふる」く「一ばんあたらしい」ものが照らしだされている。逆に、影に潜んでいるのは私たち人間だ。そのこまごまとした日常だ。それが暗黙の対比になっている。
手作りの望遠鏡とスマホで撮影した満月(2015年10月)