福島の由来と座布団
Q&A Japanのグループで中国系マレーシア人の方からこんな質問をもらいました。
【Q】福島は島(island)じゃないのに、なぜ「福島」というんですか?
https://www.facebook.com/groups/1457351817825198/permalink/1978209122406129/
ネットで検索すると、一説としてこんな由来が載っていました。
城や城下町が「福島」となった由来は、この地域一帯が湖沼で、その真ん中にある信夫山(しのぶやま)に吾妻おろしが吹きつけていたため、信夫山が「吹島(ふきしま・ふくしま)と呼ばれるようになり、城の名として縁起の良いものにするため「吹」を「福」にしたとする説がある。
http://chimei-allguide.com/07/000.html
その回答に対して、彼からは「それは『青物屋』(あおものや、あおや)が転じて『八百屋』と呼ばれるようになったことと似ていますね」という返事。へえ〜。これも僕は知りませんでした。
「ほかに同じような例はありますか?」と聞かれて、たくさんあるような気がしましたが、今すぐには思い出せません。代わりにこんなことを思い出しました。
「ダウト」というトランプゲームがあります。これは英語の「Doubt(疑う、疑い)」のことで、ウソをついた人を当てることがテーマになります。
このトランプゲームを、ぼくが子供のころは「座布団」と呼んでいました。誰かがウソをついていると疑わしいときのかけ声は「座布団」で。ときには座布団を真ん中において、そこにトランプカードを置いていったりして。
「ダウト」→「ざぶとん」。言葉は思わぬ変化球になることがあります。皆さんの身近にもこんな例はありますか?
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