「水しか飲まない」11日目
先週の日曜から10日以上、「水しか飲まない」生活が続いています。
昨夜は飲み会にも参加したので、自分でも「さすがに烏龍茶ぐらいは飲むだろう」と思っていました。ところが店員に聞いたところ、「お冷やですね。いいですよ」という返事。結局(ドリンク類は)水ですませました。
我ながらちょっと面白いと思ったのは、このプチ実験を無理して続けているわけではないことです。目標の1週間はクリアしたので、いつやめてもいい。ところが、もう一日伸びてしまったしだいなんです。
自分の心理と向き合ってみると、「水しか飲まない」生活にポジティブな面を見つけていることが分かります。一方で、もとの生活に戻ることにちょっとした不安があるようにも感じます。
ポジティブな面は、断捨離の気持ちよさに近い感覚です。「部屋にモノがあふれすぎて捨てられない。困った…」と悩むよりは、「最初から余分なものは買わなきゃいいじゃん」という気持ちに似ています。
「水しか飲まない」ことをきっかけにして、「余計な間食をしない」「運動を楽しむ」などと合わせて、一日を全体的にコントロールするイメージです。
一方の不安も、僕の場合は「コントロール願望」の裏返しです。「水しか飲まない」をやめたら、またコーヒーや間食が我慢できない生活に戻るのではないか」という不安があります。
ぼくの場合はいつも「自分をコントロールしたい」「だけどコントロールできていない」という願望と反省がせめぎあっているように思います。
水の実験をやめるのは、今日かもしれないし、何週間か後かもしれません。
「口に入れないと我慢できない」でもなく「必死に我慢している」でもなく、「いつでも自分で選べる」状態になろうとしているのだという気がします。
居酒屋で、「アルコールは飲んでないけど、飲んでいる人に負けないぐらいバカなことを楽しめる」というのも、もしできたら、一つの技術ですよね。
【Q】
「選べない状態」から「選べる状態」になるには、どんな経験をつかめばいいか?
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