スーパームーンの明るさ

今週は、満月が通常より大きく見える「スーパームーン」が見られました。月は地球の周りを楕円軌道で回っています。地球に最も接近したときに満月になると、スーパームーンになるそうです。

ところで、今回のスーパームーンでは通常の満月より大きさが14%、明るさが30%増したそうですが、これはなぜでしょう。

半径(直径)が1.14倍になると面積は1.3倍になる.
1.14×1.14=1.2996≒1.3

同じ満月の状態を比べるので、面積比がそのまま明るさの比になっているということだと思います。

ところで、三日月や半月のときに、月の暗い部分もうっすらと見えることがありますね。あれは何かというと、地球で反射した太陽光が月面でまた反射して再び地球にもどってくることで生じるのだそうです。「地球照(ちきゅうしょう)」といいます。