「愛煙家通信」奥村康教授って…

生活環境の似ている四十〜四十五歳の男性千二百人を半分に分け、片方は年に二回は健康診断をさせ、酒もたばこも制限し、きちんとした生活リズムと健康状態 を保つよう指導した。もう片方は、酒もたばこも食事も一切自由。それを五年やって、十年間の観察期間を置き、十五年後に蓋を開けたら、前者の健康管理グ ループは六百人中十七人が死んでいた。一方のほったらかしグループは一人も死んでない。
愛煙家通信 奥村康・順天堂大学医学部教授)

いわゆる「フィンランド症候群」(ヘルシンキ・ビジネスマン調査)についての記述ですが、あまりにひどいので一応訂正しておきます。

【誤】四十〜四十五歳の男性
 ↓
【正】四十〜五十五歳の男性

【誤】前者の健康管理グ ループは六百人中十七人が死んでいた。一方のほったらかしグループは一人も死んでない。
 ↓
【正】
死亡者数
介入群 (the intervention group):67人
対照群(the control group):46人

元論文(英文)