反対があるということ(パスカル『パンセ』より)

反対があるということは、真理を見分けるよいしるしではない。
多くの確かなことが反対されている。
多くの嘘が、反対なしにまかり通っている。
反対のあることが嘘のしるしでもなければ、反対のないことが真理のしるしでもない。

パスカル『パンセ』(前田陽一・由木康訳/中公文庫 p242)

AグループとBグループが反対しあって決着がつかないことも多いですね。