2分でわかる「質問学」

「質問学」とは質問スキルの研究と実践です。

質問スキルを身につけるメリットは三つあります。「発見」「コミュニケーション」「問題解決」です。

◎発見

同じものでも、どんな質問を投げかけるかによって、そこから拓ける世界がまったく違ってきます。

たとえば、ここにリンゴがひとつあるとします。このリンゴを見て、「どうやって食べよう。そのまま齧るか、ジュースにするか、アップルパイにするか?」と質問する場合と、「リンゴは地面に落ちるのに、なぜ月は落ちてこないのだろう?」と質問する場合では、答えがぜんぜん違ってきます。

逆にいえば、わたしたちの日常生活も、さまざまな質問を工夫することで、発見に満ちたものに変えることができます。

◎コミュニケーション

相手に質問することは、「あなたのことが知りたい」「私はあなたと同じことに興味をもっている」というメッセージになります。

質問をうまく用いることで、相手と情報や気持ちを共有したり、さらには相手の心に変化を起こさせたりすることができるようになります。

◎問題解決

学問でも、社会的な問題でも、個人的な問題でも、最初の問いの立て方が曖昧すぎたり間違っていたりすると、答えは見つかりません。

いい質問をすることは、常に、いい答えを見つけるための第一歩となります。

以上、「発見」「コミュニケーション」「問題解決」という三つの点で、質問の技術はわたしたちの役に立ちます。その研究と実践が「質問学」です。