リンゴの疑問文


リンゴを見せて、わが家の2人の子供に「疑問文を10個つくってみて」と頼んでみました。

小学5年生の息子はこんな疑問文を作りました。

  • 「このリンゴがなったのはどんな木なんだろう?」
  • 「このまま放っておいたらどうなるんだろう?」
  • 「どうやってここまで来たんだろう?」
  • 「味はどうなんだろう?」
  • 「てっぺんのヘタはどうやって下まで来てるんだろう?」

etc.

中学2年生の娘はこんな疑問文を作りました。

  • 「なぜ赤いのか?」
  • 「なぜてっぺんがあるのか?」
  • 「なぜ完全な丸じゃないのか?」(下にいくほど細くなるのか?)
  • 「なぜ上の方だけ黄色いのか?」
  • 「なぜ上がくぼんでいるのか?」
  • 「なぜリンゴと呼ばれているのか?」
  • 「いつから食べられているのか?」

etc.

息子の疑問文は「どうなんだろう?」「どうやって...なるんだろう?」という HOWを問うものが並び、一方、娘は「なぜ?」WHYを問う疑問文を多く作りました。(ひとつだけ「いつから」WHENが混じっています)

同じリンゴを見ても、ぜんぜん違う方向から疑問文を作ることができるものですね。

そして、質問が違えば答えもまた違ってきます。

たとえば、「なぜリンゴと呼ばれているのか?」という質問。

ちなみに「林檎」の「檎」という漢字は「木」に「禽」(きん)。
「禽」は「鳥」の意味で、「檎」は「鳥が集まってくる木」の意味なのだそうです。

みなさん、知ってました?

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