傾聴講師養成講座終了

この週末はJKDA(日本傾聴能力開発協会)の講師養成講座に参加しました。

後半2日間を無事終えたので、「傾聴1日講座(基礎)」を教えることができるようになります。

とはいっても、実際に講座を開催するためには1日講座の内容を繰り返し練習しておく必要があります。年内にそのための研修会もあるので、講座開催は早くても来年です。

ぼくが傾聴に興味をもったのは、1年ほど前でした。

ディベートの勉強会に参加しながら、「相手の意見をまずしっかり聞くことが大切」だということに気づいたからです。相手の意見をきちんと理解しなければ、効果的な反論をすることもできません。

そんな興味で参加した傾聴1日講座は、いい意味で期待をうらぎってくれました。

傾聴の対象となるのは、エピソードや意見の内容ではなく、話し手自身の「気持ち」だったのです。直接は見えない「気持ち」をどうやって理解するか。その具体的な技術が傾聴です。

ぼくにとって傾聴は、「気持ちの現在地」を知ることでもあります。

「いま目の前のこの人はどんな気持ちなのか?」「いま自分自身はどんな気持ちなのか?」...そうやって相手に、また自分自身に寄り添えるようになると、人は自分自身の力で望ましい方向に変化していくことができます。

そんな傾聴の基礎を1日かけて学ぶ講座。そのコンテンツは、10年間で何百回となく講座を開催しながら練られただけあって、個々の内容が有機的に繋がり、効果的に学べるようになっています。

人に伝える、実感してもらうというのはどういうことなのか、傾聴1日講座と向き合いながら、自分のコンテンツ(質問学)も考えていこうと思っています。

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