CoCo壱番屋と「インドカレー」と

CoCo壱番屋というカレーチェーンはご存じですよね。ぼくは今まであまり食べたことがありませんでした。そこのカレーがぼくにはやや甘すぎると思っていたからです。

昨日、珍しくCoCo壱番屋に入って、メニューを見ると、辛さ追加のオプションがありました。「一辛」「二辛」「三辛」・・・「十辛」と辛さがエスカレートします。「二辛」が「普通の二倍の辛さ」と載っていたので、「二辛」を注文してみました。

「二辛」…結構辛かったです。食べられない辛さではないですが、味わって食べるなら、こんなに辛い必要はないと思いました。このあたりは個人差が大きいでしょうけど。

そのとき思ったのは「普通の二倍の辛さ」って、誰がどんな基準で判断しているんだろうということでした。誰かの感覚で、あるいは複数の人の感覚で「辛さ二倍」「辛さ三倍」…を決めているのか。それとも明確な基準があるのか。

レジで店員さんに質問してみました。「辛さ二倍って、何か基準があるんですか? それとも感覚で適当につけているんですか?」

店員さんの答えによると、辛み付けのスパイスのようなものがあって、その量が2倍になっているそうです。「辛さ二倍」とは「辛み成分の量が二倍」ということだったんですね。

ここまで書いて、ふと思い出しましたが、数日前の昼食は「インドカレー」でした。ナンをちぎってカレーにつけて食べる、アレです。日本人家族が経営していて、本場のインド人らしき人がナンを焼きます。昼はいつも賑わっている、小さな人気店です。

ナンを焼いている「インド人」が以前と別の人になっていたので、店主に聞いてみました。すると、数ヶ月前に変わって、今の人で4人目とのこと。そして、彼らは全員、インド人ではなくネパール人なのだとか。

聞くと、日本で「インドカレー」を作っているのはネパール人がほとんどなのだそうです(裏付けは取っていませんが)。今までも「インドカレー店」で話しかけるとネパールの人が多かったようにも思います。そういえば、「インドではナンを食べない」という話も聞いたことがあるような…。

CoCo壱番屋インドカレー店、気づいたことを直接聞いてみると、その受け答えと知識が自分の体験として刻まれます。ほんの小さなことですが、これはネット検索とはまた違った感覚です。大げさに言うと、こういう感覚にこそ「生きている実感」のようなものがある気がするのです。みなさんはどう思いますか?

↓新ホームページ「きくこといいこと」(アドレスをクリック!)
http://kikukoto.net/