スタバの水と情報の洪水
スターバックスで「水」を頼んでみました。
「水なんて売ってないですよね」と聞いたら、「ありますよ」とのこと。普通の水が120円、スパークリングが140円。結局、スパークリングの水とチョコレートスコーンを頼みました。
僕がよく行くタリーズコーヒーだと、水は小さな紙コップにセルフサービスで入れます。でも、水だけの注文はあるのかなあ。また聞いてみようっと。
先週日曜からドリンク類は水だけを飲みはじめて、今日で一週間が経ちました。これでとりあえずの実験終了なので、明日からどうするかは未定です。
コーヒーやアルコールを飲まずに水だけを飲む生活は、メリットが多いと感じました。僕の場合は、ひっきりなしにコーヒーを飲むことが悪習慣になっていたので。
妻に言わせると、今までは中年ぽい加齢臭を発するようになっていたのが、水だけを飲むようになって、それがなくなったのだとか。そう言われると、コーヒー漬けの生活に戻りたいとは思いません。
振り返ってみれば、私たち日本人は「あふれる食べ物・飲み物をどう制御するか」という問題に悩まされている気もします。たとえばワークショップに参加して、「いま困っていることを話してください」と言われると、「甘い物を食べ過ぎてしまう」「体重を減らしたい」という人がとても多いです。
一週間、飲み物を水だけにして分かったのは、「シンプルなルールを作るだけで、迷わなくてすむ」という実感です。仕事中に「コーヒーを買いにいこうか、どうしようか」と迷うことがなくなります。夕食のとき「アルコールを飲もうか、どうしようか」と迷うことがなくなります。
もちろん、これはコーヒーやアルコールが一概にわるいという話ではなくて、ルールの設定によって生活が変えられるという話です。
同じことは、「情報」という食べ物にも言えるのではないでしょうか。
流れてくる情報を、なんでもかんでもむさぼっていてはキリがありません。また、対立する意見があるときに、一方の情報だけに肩入れすると、もう一方の意見のいいところがまったく見えなくなってしまいます。
情報の渦に巻き込まれてばかりではなく、たまには情報を遮断して、静かに自分自身と対話する時間をつくる。そのうえで真新しい目で情報を眺めてみる。そんな風にできたらいいのに、と思いました。
【Q】
その情報を、まっさらな目で眺めると、どんな風に見えるだろう?
↓新ホームページ「きくこといいこと」(アドレスをクリック!)
http://kikukoto.net/