頭のいい馬鹿

頭のいい馬鹿ほどはた迷惑な馬鹿はいない。

ラ・ロシュフコー箴言集」(二宮フサ訳・岩波文庫

ここでの前提は、「頭がいい」と「馬鹿」が必ずしも矛盾する概念ではないということ。世の中には頭のいい馬鹿もいれば、決して頭がいいとは言えないけれど馬鹿じゃない者もいる。そこが面白い。

「頭のいい馬鹿」と聞いて、あなたは真っ先に誰のことを思い浮かべましたか?