人生が380度変わる!ガッツ石松的発想法
クイズ番組で「太陽はどこから昇るでしょうか?」という問題に…
「太陽が昇るのは右からだろ」
元WBC世界ライト級チャンピオンのガッツ石松さんには、数多くの名言があります。
私はボクシングで人生が380度変わりました。
結局20度しか変わらなかった?
時代劇の撮影を終え、ちょんまげカツラを脱ぎながら…
「こんなに暑いものを毎日かぶって、昔の人は大変だったんだね」
昔の人がヅラだったわけではない。
タクシーにて…
「運転手さん! そこ、右に左折して」
限りなく不可能に近い?
世界タイトルマッチの解説で挑戦者の気持ちを尋ねられて…
「いや、怖いのが半分、恐ろしいのが半分でしょうね」
恐怖だけ?
クイズ番組で「太陽はどこから昇るでしょうか?」という問題に…
「太陽が昇るのは右からだろ」
ぼくは小さいころ、太陽は西から昇ると思っていました。アニメ「天才バカボン」のオープニングソングが「♪西から昇ったおひさまが 東へ沈む〜」だったからです。
しばらくたって、「天才バカボンでは『西から』だから、本当は『東から』だと考えて「正解」を出すようになりました。
太陽は東から昇る。これは常識です。
でも常識をいろんな観点から見直すことで、ものごとの仕組みが今までにないかたちで浮かび上がってくることは意外に多いように感じます。
「太陽系レベルで考えれば、『太陽が東から昇る』という現象は何を意味しているのだろう?」とか、「自分がどちらを向くかによって太陽の位置も変化して見えるんだな」とか。そういうちょっとしたきっかけで、人生観が380度変わるような(!)発見につながるかもしれません。
ちなみに、ガッツ石松さんの本名は「鈴木有二(ゆうじ)」。「死んでもなおらないほどのおっちょこちょい」という森の石松にちなんでリングネームを「鈴木石松」(のちに「ガッツ石松」)に変更したのだそうです。